フランクフルトのバスの乗り方を徹底解説します!
フランクフルトのバスの乗り方を解説!
こんにちは!小学生までドイツで育ち、その後も機会があればドイツに旅行をしているkuritaroです。
今回は、旅先でも最も移動手段として活躍するであろう、フランクフルトでのバスの乗り方について、お伝えしたいと思います。
フランクフルトのバスは、仕組みさえ理解してしまえば大体どこにでもいけるので、ぜひここでマスターしてください。
フランクフルトのバスの乗り方解説その1:フランクフルトのバス事情
フランクフルトには、地下鉄(Uバーン)、トラム、バス、タクシーなどが沢山走っており、交通網が発達しています。特にバスは平日は15分間隔で走っているので、移動にも非常に便利です。
また地上を走っているトラムとチケットが共通であるため、有効期限内・有効区間であれば乗り換えをすることができます。有効にチケットを使って、フランクフルトを観光しましょう。
フランクフルトのバスの乗り方解説その2:バスの運賃と乗車券の有効期限
次に、実際のチケットの買い方と運賃について、解説します。
フランクフルトのバスのチケットは、有効時間内であれば地下鉄とトラムにも乗れます。チケットにはいくつか種類があり、「1回券」「1日券」、そして「FrankfurtCard」なるものがありますので、ここではその3種類をご紹介します。
1回券(Einzelfahrkarte)
片道分のチケットです。フランクフルト市内は片道2.90€、フランクフルト空港から市内へ移動する場合には4.80€です。子供運賃は大人の半額強となっています。
また、有効期限内であれば、乗り換えが可能です。ただし、往復や逆の方向に向かうことはできないので、気をつけましょう。
1日券(Tageskarte)
1日3回以上電車に乗る方は、1日券のほうがお得になります。
また、5人以上(大人・子供の合計数)で乗る場合には、一日分のグループチケット(Gruppentageskarte)がお得なのでおすすめします。グループカードの場合は、最大5人
(大人、子供含む)まで利用ができます。
FrankfurtCard
他にも、観光客向けに、電車やバスのチケットと美術館などの割引入場が一緒になっているカード「Frankfurt Card」があります。1名分と、最大5名まで利用できるグループカードがありますので、行く人数でお得な方をお選びください。
こちらのチケットはツーリストインフォメーションで購入することができます。
割引
次のような場所が割り引きになりますので、観光したい場所が該当していればかなりお得に回れます。
割引例:26の美術館、博物館の入場料(最大50%オフ)
Palmengarten、動物園の入場料(50%オフ)
Main Tower, LaserTag、Rebstockbad, Titus Therme, Brentanobadの入場料(20%オフ)
市内ツアー(20%オフ)
他にも歌劇場、舞台、レストラン、雑貨屋などでの割引多数あり
もしご興味があればこちらもご検討ください。
https://www.frankfurt-tourismus.de/Informieren-Planen/Frankfurt-Card
フランクフルトのバスの乗り方解説その2:バスのチケット購入方法
では、実際にバスの切符を買い、乗るまでを解説していきます。
乗車券を購入する
まずは、乗車券の購入を行います。方法は【券売機】【運転手から購入】【WEB上で購入】の3つですが、たいていの場合は券売機か、運転手からの購入になります。
券売機を使う場合
画面上から言語を選択する→目的地と行き先を確認→乗車券の種類を選択→券売機にコインを入れる、という流れになります。
券売機によっては高額紙幣が使えないものもあるので、コインを用意をしておきましょう。
運転手から直接購入する場合
バスの場合は、バス停付近に券売機がないこともあるので、その場合はバスの運転手から直接購入しましょう。バスに乗ったら、運転手に行き先を告げると、料金をいわれるのでその場で払います。ちなみに、バスの中でチケットを買う場合は小銭を用意しておきましょう。
ドイツの運転手は無愛想にみえることが多いですが、意外に親切に教えてくれるので、臆せずに話しかけてくださいね。
フランクフルトのバスの乗り方解説その3:バスの乗り方
バスが来たら、行き先を確認してください。目的地に行くかわからないときは、運転手に聞いてみてくださいね。
フランクフルトのバスは、日本と違って自動ドアではないので、自分で開けて入ります。扉付近にボタンかレバーがあるので、それを押す・引くことでドアを開けて入ります。
フランクフルトのバスの乗り方解説その4:注意
チケットに打刻する
チケットを購入したら、必ず打刻機にチケットを入れ、日付を刻印してください。バスによっては打刻機がないものもあるので、その場合は運転手にチケットを見せてください。
ちなみに、必ずチケットは打刻機に入れて日付を記録してください。日付の打刻が無い場合、無賃乗車と判断され、60ユーロの罰金(2017年1月現在)を課せられます。観光客でも問答無用で罰金を取られるので、チケットを買ったら必ず日付を打刻してください!
チケットの検査は抜き打ちで行われるため、突然自分の隣に座っていた男性が身分証明書を見せながら立ち上がり、「チケットを見せてください」とチェックを始めることがあります。バスや電車に乗る際は、チケットを取り出しやすいところにしまっておいてくださいね。
最近、フランクフルトでは無賃乗車者の取り締まりが厳しくなっており、抜き打ち検査の頻度も増えてきています。旅行先で無用なストレスを避けるためにも、チケットを買ったら必ず打刻!というのを徹底してください。
フランクフルトのバスの乗り方解説その5:降りるとき
降りる駅が近づいてきたら、ボタンを押します。ボタンが点いたことを確認し、停留所が来たら降ります。日本のバスと基本的には換わりません。降りるときも、ドアは自動で開かないので、扉付近のボタンやレバーを押してください。
フランクフルトのバスの乗り方解説まとめ
以上、今回はフランクフルトのバス事情をみてきました。短い時間で多くの場所を観光するために、ぜひバスや電車を有効活用して楽しい旅行にしてください。
繰り返しになりますが、チケットを買ったら必ず打刻するよう、お忘れなく!