フランクフルト旅行でトラブルに合わないための電車の乗り方を徹底解説します!
フランクフルトの電車の乗り方を解説!
こんにちは。小学生までドイツで育ち、その後も機会があればドイツに旅行をしているkuritaroです!
今回は、旅先でも最も移動手段として活躍するであろう、フランクフルトでの電車の乗り方について、お伝えしたいと思います(電車はUバーン、つまり地下鉄を想定しています)。
フランクフルトの電車は、仕組みさえ理解してしまえば大体どこにでもいけるので、ぜひここでマスターしてください。
フランクフルトの電車の乗り方を解説その1 フランクフルトの電車事情
フランクフルトには、地下鉄(Uバーン)、トラム、バス、タクシーなどが沢山走っており、交通網が発達しています。
フランクフルトの地下鉄は、フランクフルト交通公社(VGF)によって運営されていて、3路線・9系統の地下鉄が走っています。
地上を走っているトラムとチケットが共通であるため、有効期限内・有効区間であれば乗り換えをすることができます。
片道チケットだけではなく、博物館などの割引がついたものもあるので、ご自身の予定に応じていちばんふさわしいチケットを購入しましょう。
フランクフルトの電車の乗り方を解説その2 運賃と乗車券の有効期限
次に、実際のチケットの買い方と運賃について、解説します。
上述したように、フランクフルトの電車のチケットは、有効期限内・有効区間でしたらトラムにも使うことができます。
チケットには数種類ありますが、使う機会が多いのは「1回券」「1日券」、そして「FrankfurtCard」になると思いますので、ここではその3種類をご紹介します。
1回券(Einzelfahrkarte)
片道分のチケットです。フランクフルト市内は片道2.90€、フランクフルト空港から市内へ移動する場合には4.80€が必要です。子供運賃は大人の半額強となっています。
また、有効期限内であれば、乗り換えが可能です。ただし、往復や逆の方向に向かうことはできないので、気をつけましょう。
1日券(Tageskarte)
1日3回以上電車に乗る方は、1日券のほうがお得になります。
また、5人以上(大人・子供の合計数)で乗る場合には、一日分のグループチケット(Gruppentageskarte)がお得なのでおすすめします。グループカードの場合は、最大5人
(大人、子供含む)まで利用ができます。
FrankfurtCard
他にも、観光客向けに、電車のチケットと美術館などの割引入場が一緒になっているカード「Frankfurt Card」があります。1名分と、最大5名まで利用できるグループカードがありますので、行く人数でお得な方をお選びください。
こちらのチケットはツーリストインフォメーションで購入することができます。
割引
次のような場所が割り引きになりますので、観光したい場所が該当していればかなりお得に回れます。
割引例:26の美術館、博物館の入場料(最大50%オフ)
Palmengarten、動物園の入場料(50%オフ)
Main Tower, LaserTag、Rebstockbad, Titus Therme, Brentanobadの入場料(20%オフ)
市内ツアー(20%オフ)
他にも歌劇場、舞台、レストラン、雑貨屋などでの割引多数あり
もしご興味があればこちらもご検討ください。
https://www.frankfurt-tourismus.de/Informieren-Planen/Frankfurt-Card
フランクフルトの電車の乗り方を解説その3 電車の乗り方&注意点
次に、電車の乗り方をご紹介したいと思います。
ドイツの電車は、いくつかの注意点さえ守れば、基本的にとても利用しやすいです。
1 チケットの買い方
チケットを購入したら、必ず打刻機にチケットを入れ、日付を押す
ここが一番の注意ポイントです。必ず、電車に乗る前にチケットを打刻機に入れて日付を記録してください。日付の打刻が無い場合、無賃乗車と判断され、60ユーロの罰金(2017年1月現在)を課せられます。観光客でも問答無用で罰金を取られるので、チケットを買ったら必ず日付を打刻してください!
ちなみに、チケットを持っているかどうかの検査は抜き打ちで行われるため、突然自分の隣に座っていた男性が身分証明書を見せながら立ち上がり、「チケットを見せてください」とチェックを始めることがあります。
もしチケットに打刻がされていない場合は、その場で電車から降ろされ、身分確認があり、その後罰金を支払わなければなりません。これは時間的にも金銭的にも大ダメージですので、「日付の無いチケットは必ず打刻!」と肝に銘じてください。
フランクフルトでは無賃乗車者の数が多いため、近年また取締りを厳しくしました。せっかくの旅行ですから、このようなことで不要なストレスを受けることは避けましょう。わからなかったら駅員さんに聞いてみてくださいね。
2 直接ホームへ向かう
ドイツの場合、日本と違って改札がありません。そのため、チケットを購入したらそのままホームへ向かってください。電車が来たら、行き先を見て乗車する電車を確認してください。
3 電車の乗り方
電車のドアを開ける
基本的に電車の扉は自分で開けます。扉の横についているボタンを押すか、取っ手が付いている場合はそれを引っ張ってください。電車によっては、止まりきっていない状態でドアが開くこともあるので、ドアには寄りかからないようにしましょう。
フランクフルトの電車の乗り方を解説その3 注意
フランクフルトで電車に乗る際に気をつけていただきたいのが、夜遅くになったらなるべく電車を使わないこと。
フランクフルトは夜になると治安が悪くなり、危ない人も増えるので、決して夜遅くになったら電車を使わないでください。
以上、今回はフランクフルトの電車の仕組みや乗り方についてご紹介しました。
1日で3回以上Uバーンに乗るならば1日券がお得ですし、観光先が決まっている方はFrankfurtCardをチェックして該当観光場所があればそれを、というように、自分の旅行プランに合わせてチケットを購入してください。
また、繰り返しになりますが、決してチケットの打刻を忘れないこと!それさえ守っていただければ、問題なく乗れるでしょう。