【対談】中小企業が自社で採用サイトを制作するメリットとは?外部求人サイトとの役割の違い

世界新聞の松崎です。
広島県尾道市でウェブマーケティングの会社をやっています。

今回、弊社で採用サイトを制作させていただいた(株)ココログラの代表取締役小林良行さんとの対談をお届けします。
制作サイト:https://kokorogura.work/recruit/

動画はこちら

事業について

ーーココログラ様は埼玉県の熊谷エリアで飲食店を5店舗展開されているということで、事業のことや制作させていただいたサイトへのご感想などお聞きしたいと思っております。

ーー最初にココログラ様はどんな事業を行われているのかお伺いしたいです。
埼玉県で飲食店を5店舗運営しています。焼肉店3店舗とレストランカフェを1店舗、タピオカ/韓国チキンのお店を1店舗の計5店舗です。

炭火ダイニングココロ 熊谷店

ーー創業されて何年ですか?
13年目です。

ーーなぜ焼肉屋さんを始められたんですか?
地元にすごく大繁盛しているお店がありまして、そこで修行させていただけた経緯があってそこから独立というような形でまず1店舗目を出しました。

ーーお肉とか焼肉が好きだったんですか?
学生時代に焼肉屋でバイトしてたり焼肉は好きでしたね。
好きなこともありましたが、自分の中で外食はご褒美だったんです。地元があんまりイケてなかったんでその町にご褒美を作りたと思い始めたのがきっかけですね。

ーーココログラ様のお店はどういった特徴がありますか?
ちょっとしたお祝い事や、誕生日や初めてのデートだったり…。町の人のご褒美になるようなお店作りを心がけているので、接客にしても商品にしてもそういったところにこだわってお店作りをしています。

制作サイトの解説

ココログラ様に制作させていただいたサイトがこちらです。

https://kokorogura.work/recruit/


いわゆるココログラ様の採用サイトです。

代表の方と従業員の方の写真を撮らせていただいてサイトのトップに掲載させていただきました。

サイトの特徴としてはスタッフの方に動画でインタビューをさせていただきました。
小林さんにも「スタッフに提供できる環境」ということでインタビューを撮らせていただいて、求職者の方に従業員と代表の生の声を届けるという目的があります。

また、動画では伝えきれなかった創業のエピソードなどはテキストにさせていただき、サイトの最後に募集要項を掲載。お問い合わせができるようになっています。

また、このサイトにはWordPressという記事の更新機能が入っておりまして、ココログラ様の方でテキストを編集してアップロードできるような形で納品させていただいております。

制作サイトへの感想

ーーこちらのサイトいかがでしたでしょうか?
すごい素敵なものを作っていただけたなという印象です。
というのも、求人媒体に掲載するとなると文字数や写真の点数の制限があり、そもそも動画は載せられません。
その点、採用サイトは文字数の制限もなく写真もふんだんに使えて、動画まで撮っていただけました。自社のありのままの姿や、働いている人がどんな人なのか求職者の方は気になると思うので、こちらのサイトはすごく魅力的だなと思いました。

ーーインタビューさせていただいた社員さんの反応は?
最初照れというか恥ずかしがっていたんですが、取り上げてもらって嬉しそうにしていました。

ーー会社愛が強い社員さんでオーナーとの距離を縮めたいとおっしゃってましたね。

そうですね。インタビューしていただいて普段知れないその人の本音も垣間見れてやってよかったなと思っています。

ーーサイトを作った当時抱えていた採用面での課題は?
うちの場合、「アルバイトで長年働いてくれた人が社員になる」というサイクルがありましたが、もう少しスピード感を上げたいという課題がありました。

ーー既存の求人サイトを使われていて応募はあったんですか?
アルバイトの応募は結構ありましたが、社員採用になると問い合わせの数は少ないです。社員で働くとなると仕事の条件面だけではなく、会社の雰囲気や風土を気にされる方は非常に多いですね。

ーーそういった会社のカルチャーや生の声をこのサイトで補完できましたか?
そうですね。

今後のウェブ戦略について

ーー今、検索エンジンで「ココログラ」と調べると採用サイトが表示されるようになっています。
御社はホームページがないので、ホームページを作って採用サイトとリンクさせていくのがいいかなと思います。
おっしゃる通りで、会社のホームページでお店やそこで働く人を紹介→採用サイトへという形で回遊できるようにしたいと思います。

ーーホームページで御社のコーポレートメッセージや企業理念を打ち出していくのもいいかと思います。

質問コーナー

小林さん 「熊谷 飲食店 求人」で検索された時に採用サイトを上位に持ってきたい場合、どうすればいいでしょうか?

実際に「熊谷 飲食店 求人」でGoogleで調べてみると、求人サイト「タウンワーク」や「Indeed」などの大手のページが検索上位にいます。大手求人サイトはドメインの力が強いので、ここを崩しに行くのは正直難しいと思います

また、「熊谷 飲食店 求人」は月間で20回ぐらいしか調べられてないんです。なのであまり費用対効果が良くないと思います。

それよりも、たとえばInstagramでお店の働く環境やお店の魅力を発信して求人につなげるというような方向性がいいのかなと思います

EC戦略について

ーー今後進出したい新規事業などありますでしょうか?
今までずっと飲食店を経営してきたんですけど、お店で作っている商品をECサイトを使って通販で販売していきたいなと考えています。

ーー商品はどういったものを想定されていますか?
お店で人気のあるハンバーガーやステーキやパスタを「キャンプ飯」として手軽に作れるようなキットにして売っていきたいと思っています。

ーーそういった商品だとinstagramで情報発信していくのがいいと思います。
instagramに「ショッピング機能」というECサイトをリンクさせる機能があるので、それを使ってECサイトにお客さんを誘導するというやり方ですね。

ただ、キャンプ飯をイチからブランディングして作っていくとなると時間がかかるので、キャンプ業界で知名度があるインフルエンサーさんとコラボして商品を展開していくのはいかがでしょう?

確かにイチから作っていくとなると売り上げが立つまで時間がかかってしまうので、インフルエンサーさんにコラボをお願いすることも考えてみます。

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