世界新聞の松崎です。
広島県尾道市でウェブマーケティングの会社をやっています。
前回、Googleの新しい検索機能「SGE」の登場でゲームチェンジが起こり、地方企業も大きな影響を受けることになるとお話ししました。
おさらいすると、SGEとはGoogle検索における生成AIを利用した新しい検索体験のことです。
検索ユーザーの質問に対してWebサイトから情報を抽出して、”検索結果上に”回答を生成してしまう機能です。
SGEに表示される条件
実際にSGEで「尾道 ホテル 子連れ」と検索してみましょう。
このようにSGEでは、検索結果上で「おすすめ」が表示されるのです。
ちなみに千光寺山荘は閉館しましたが、AIが千光寺山荘を紹介しているトリップアドバイザーの記事を参照しているから表示されています。
「旅館」の横のオレンジのボタンを押すと、「おすすめ」として参照された記事が表示されます。
つまり、SGEでおすすめと紹介されるためにはこの「参照記事」の中で紹介されることがマストなのです。
何らかの商品やサービスを提供している会社であれば、是が非でもSGEでおすすめとして紹介されたいですよね。
なんせ、検索結果の一番上に出ますから(仕様変更になる可能性はありますが)。
SGE対策の基本
という訳で、弊社としてもSGEを攻略してみたいと思います。
キーワードは伏せますが、いくつかのキーワードでSGEでおすすめとして表示されるように施策をしてみたいと思います。
先ほども言ったようにSGEでおすすめと表示されるためには、参照記事で紹介される必要がある。
ただ、他人が作った記事に自社を加えてもらうのは難しいので、作るしかないわけです。自分で。
SGEの参照元に採用される記事を書く
これがSEO対策ならぬ、SGE対策の基本になると思われます。
SGE対策の方向性
SGEがどういったロジックで参照元をチョイスしているのか?リサーチが必要ですが、7年くらいSEOに向き合ってきた”感覚”からするとまずやることとしては、
・権威性と専門性のあるサイトで
・まとめ記事(〇選など複数のサービスなどを紹介したもの)を書く
になるのかなと思っています。
権威性というのは、サイトや記事への「評価が高いか」ということです。昨今のGoogleは権威性を非常に重視しています。
特定のジャンルに特化しているか?という専門性も重要指標の1つです。
SGE対策として「まとめ記事」を書く理由は、前述のホテルのようにSGEの参照元の記事に採用されるのは「まとめ記事」が多い傾向があるからです。
「まとめ記事」が多いのは「おすすめ」というキーワードで検索しているからという理由もあるとは思うのですが。
特筆すべきはSGEが参照記事をチョイスするロジックは従来の検索順位とは異なるかもしれないということ。
これまで検索順位が低かった会社も、Googleでの露出を高めるチャンスととらえることもできます。
なのでトライしてみる価値はあると思います。
SGE対策の結果はまた共有しますので、フォローしてお待ち頂ければと思います。