ケアンズのバスの乗り方

ケアンズのバスの乗り方

みなさん、こんにちは!ケアンズ在住10年目、オーストラリアの自然大好きなCocoです。

ケアンズ市内の唯一の公共機関、市バス。

Sunbusというバス会社がケアンズ市内を走ってます。

青い車体のバスなので、遠くから見ても分かります。

北はPalm Cove<パームコーブ>、南はGoldonvale<ゴードンベール>とケアンズ市内から1時間圏内の郊外までカバーしているので、地元の人たちの欠かせない公共機関となってます。

旅行者の方が利用するとしたら、ビーチまで向かいたい場合、そして郊外のアウトレットモールに行く際に必要になってくると思います。

今回は旅行者の方必見、ケアンズの市バスの使い方をご紹介します。

 

バスターミナル

メインバスターミナルはLake Street<レイクストリート>にあります。

ケアンズ中央のシティプレイスから空港方面に向かうとバスターミナルです。

昔はシティプレイスから出ていたのですが、車の混雑が大変だった為に、2年前に場所を移動し、到着バスが表示される電光掲示板も用意され近代的になりました。

図書館の裏側が『プラットフォーム1』、その反対側が『プラットフォーム2』になります。

『プラットフォーム1』はケアンズから南方面へ向かうバスが出ます。

Stockland Earville<ストックランド アールビル>

White Rock<ホワイトロック>

Mt Sheridan<マウントシェリダン>

Edmonton<エドモントン>

Gordonvale<ゴードンベール>

 

ケアンズ第2の大型ショッピングセンターがあるアールビルや、郊外にあるココナッツホリデーリゾートにアクセスできます。

『プラットフォーム2』はケアンズから北方面に向かうバスが出ます。

Redlynch<レッドリンチ>

Smith field<スミスフィールド>

Kewarra beach<キワラビーチ>

Palm cove<パームコーブ>

 

北の大型ショッピングセンター、スミスフィールドや語学学校のあるキワラビーチ、ケアンズのリゾート、パームコーブにアクセスできます。

バス停に大まかなバスの行き先の地図が張ってます。

細かいバス停は載ってませんが、何番のバスがどっち方面か確認できます。

 

バスの乗り方<ターミナルから>

自分に行きたい方面の番号のバスが来たら、バスの運転手がいるところから乗り込みます。

運転手に行き先を告げれば、料金を言われます。

目的地について支払するのではなく、先払いになります。

小銭で支払うのが、望ましいですが、なくてもお釣りはでます。

ただ、100ドル札での支払いは運転手にちょっと嫌な顔をされる時があります。

行き先を英語で告げるのが苦手な方、行き先を書いた紙を見せましょう。

もしグーグルマップで場所を検索しているのであれば尚更よしです。

ケアンズのバスの運転手さんは観光地で働いていることもあって、英語の苦手な方にも親切です。

どうしてもわからない場合は、筆談の手段を取ってあげると、会話がスムーズにいくと思います。

 

バスの乗り方<ターミナル以外>

バスで目的地に向かい、またバスで帰る場合、まずは降りた場所の反対車線に向かってください。

見える範囲でバス停があると思います。

ターミナルにはマップがあったり、電光掲示板があったりと非常に便利ですが、小さいバス停だと、雨除けのスタンドと時刻表のみです。

自分の最初に乗ったバスの番号を覚えていれば、反対車線で同じ番号のバスに乗ればターミナルまで戻れます。

またすべてのバスはターミナルまで戻るので、バスの表示にCity Centerと書いてあれば必ず町中まで戻ってこられます。

複数のバスが停車するところであれば、同じバス番号でなくても早く来た町方面のバスに乗っても大丈夫です。

ただちょっと他の場所を経由して戻るときもあるので、心配な方は運転手さんに聞いてみましょう。

そして、バス停で自分の待っているバスが来たら、必ず手を挙げてください。

バスの運転手ももちろんバス停を確認しながら行きますが、同じく複数のバスが止まるところだと、どのバスを待っているか運転手にはわかりかねるので、手を挙げてなければそのまま素通り、ということもあります。

 

最後にもう一つ。

ケアンズのバスは時間通りには来ません。

交通事情で大幅に遅れることがあります。

むしろ時間通りに来ることのほうが珍しいです。

日本よりゆっくりと時間が流れるオーストラリア。

郷に入っては郷に従えといいます。

のんびりとした気持ちでバスを待ってくださいね。

 

乗車料金

さて気になるバスの乗車料金。

料金はゾーンという区画ごとに分かれています。

そのゾーンをいくつまたぐかで料金が変わります。

ケアンズ市内のみであれば1ゾーンで移動できますが、例えば北のパームコーブまで移動する場合は6ゾーン分の料金を支払わなければなりません。

ちなみに料金はというとゾーン1で$2.20です。

ソーン2は$2.70、ゾーン3は$3.10と値段が比率になってませんが、最大10ゾーンまで購入できます。

北のパームコーブから南のゴードンベールまで移動したとしても最大10ゾーンで$7.70です。

料金がとても良心的なのが嬉しいです。

また、同じバスに乗って帰るのが分かっている場合は一日乗り放題のDay passを買いましょう。

料金は片道の2倍払えば、その日一日はその区間は乗り放題です。

要はゾーン1のチケット代は$2.20ですが、$4.40でDaypassになります。

その日は何回でも往復できるということです。

 

いかがでしょうか?

旅行者にとって時間通りに行かないのはバスのデメリットですが、それ以上に格安で郊外に行けること、またオーストラリア人が多く足として利用しているバス。

地元の学生さんたちと一緒にバス揺られていると、そんなケアンズ生活を垣間見ることができます。

ぜひ一度は利用してみてください。

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