ケアンズでおすすめのスキューバダイビングについて
どうも。増補したパスポートも残り5ページになってしまった“たび・びとん”です。
もし将来、移住するとしたらココだぁ! と私が夢想している街、ケアンズ。
今回はスキューバダイビングについて私自身の経験と感想をシェアできればと思います。
旅行代理店系や現地業者系のサイトでは、(仕方ないとは思いますが)ネガティブな話はほとんど語られていません。
私は『スキューバダイビング初挑戦者』の目線で、プラス面マイナス面ともに実際に感じたことを包み隠さず書こうと思います。
人生初のスキューバダイビングはケアンズ
ケアンズに行くなら、絶対にスキューバダイビングがしたい!
それまでハワイやフィリピンでスノーケリング経験はありました。
でもケアンズときたら連想するのはグレートバリアリーフ。
幾度となくテレビで見た、あんな海だったら、スキューバダイビングに挑戦しないと絶対に後悔する!と思った私でした。
あまり気乗りしていなかった同僚を説得して旅行代理店に赴き、一番手頃な価格の『体験ダイビングつきポントゥーン・ツアー』を申し込みました。
結果を先に申しますと、かけがえのない貴重な体験ができて良かったです。
今でもケアンズと聞けば真っ先に思い出すのはスキューバダイビングのことですから。
でもすべてがいい思い出というわけではありません。
同僚には申し訳ないことをしました
「日本人のいるスキューバダイビングのツアーは高そうだから」という理由で、日系ではない旅行代理店で格安なコースを選んだ私たち。
当然、インストラクターの説明はすべて英語です。
私は旅先で困らない程度の英会話はできますが、同僚は一般日本人レベル。
でもまぁ、私が通訳するから大丈夫だろうと。
ところが・・・
「Day」をダイと発音するオージー・イングリッシュは仕方ないと思いますが、聞き取りやすさは個人差が大きいものです。
あいにく私たちの担当インストラクターは、かなりヒアリングしづらい女性でした。
装備の着用は見よう見まねで何とかなりましたが、指示がわからない。
私でも半分以上わかりませんでした。
スキューバダイビングの初心者にとって難関のひとつは『耳抜き』でしょう。
私はクリアできましたが同僚は苦戦。
でもいちいち私に通訳させて質問するのを彼は遠慮していたのでした。
直接質問したくても、耳抜きがうまく出来ない自分の状況をどう英語で説明したらよいのか。
そこまでの英語力って、普通は持ち合わせないでしょう?
もっと可哀そうな日本の女の子も
同じツアーにひとりで参加している若い日本人女性もいました。
後でわかったのですが、実は彼女も耳抜きが全然出来ていませんでした。
でも他にも参加者がいるわけで、他の人たちが出来終えたことをいつまでも「できません」と言えないところが、やっぱり日本人気質なんですよね。
ポントゥーンでの体験ダイビングは、いきなり海に入って行いますから、他の人たちを待たせてしまっている、という焦りもあったのでしょう。
または外人コンプレックスみたいなもので気後れしたのかもしれません。
重い装備をつけていても、自然に体が沈んではいかないのがスキューバダイビング。
元々潜水は得意だったので私はスムーズに出来ましたが、その女の子はまたも苦戦。
海底へと潜っていけないのです。
それでインストラクターが、3人1組で腕を組むように指示。
彼女を挟んで私と同僚が、なかば強引に一緒に潜っていく形に。
水中では当然、会話はできません。
何かあればジェスチャーで示すしかないのですが、彼女は両腕を組まれているので、サインも出せなかったわけです。
耳が痛くなってもずっと我慢していた彼女。
講習が終わって浮かんできたあと、半ベソでしたよ。
そのあとも4時間くらいポントゥーンに滞在したのですが、彼女は体調不良で楽しむどころじゃなくて。
かわいそうに。
スキューバダイビングは、出来るようになれば本当に楽しいと思いますが、初挑戦のときに限っては絶対、日本人インストラクターをおすすめしますね。
ポントゥーンで時間を持て余す
海上の人工島ポントゥーンでやることといえば、スキューバダイビングの他にはスノーケリングするか、プールサイドで日光浴するくらい。
スキューバダイビングを体験したあとで、今更スノーケリングでもないでしょう?白人たちはプールサイドでのんびり読書していましたが、私はそういう時間つぶしが苦手。
残り時間は苦痛でしかありませんでした。
プールサイドで寝そべるだけなら、ポントゥーンに行かなくたってエスプラネードラグーンで十分でしょ?無料ですし、飽きたらいつでも他所へ移動できますし、周辺で飲み食いも自由ですからね。
今にして思えば
これからケアンズでスキューバダイビングを体験してみたい方々に、私の経験から申し上げるとしたら、
・日本人のインストラクターを選ぶこと
・ポントゥーン以外の選択肢も検討すること
・出来ないことを恥ずかしがらないこと
でしょうか。
例えばグリーン島ツアーでも体験ダイビングは可能です。
調べてみると講習だけでも30分じっくりしてくれるようですし、ポイントに出かける前にプールで練習するそうです。
あるいはランチを挟んで2本ダイブできるツアーもあります。
違うポイントに潜れるんだったら、ポントゥーンで暇を持て余すよりもずっと楽しかっただろうなぁ、と思います。
いかがでしたでしょうか?
今回は私が感じた事をそのままお伝えしましたが、それでも慣れてしまえばスキューバダイビングは楽しいですし、ケアンズでの忘れられない経験になると思いますので皆さんもぜひ楽しんでください!