ケアンズではこんな料理が食べられている

ケアンズではこんな料理が食べられている

どうも。増補したパスポートも残り5ページになってしまった『たび・びとん』です。

もし将来、移住するとしたらココだぁ!と私が夢想している街、ケアンズ。

そんなケアンズの魅力をもっとお伝えしたいので、今日はケアンズのジモティ・グルメを掘り下げてみたいと思います。

 

アレを食べるのは観光客だけ?!

「オーストラリアの人々は、日常的にカンガルーやワニの肉を食べている」

そういう勘違いをなさっている日本人もいらっしゃるようですが、そんなことはありませんよぉぉぉ!

前にも書きましたが、カンガルーもワニもそんなに美味しいものじゃないわけで、さほどグルメとは思えないオージーだって、そんなことは百も承知です。

私は長野県在住で、オーストラリアからの観光客と話す機会にはかなり恵まれています。

スノーモンキーが人気の湯田中や火祭りが有名な野沢温泉、パウダー・スノーが好評の白馬一帯。

オーストラリアだけでも毎年、数十万人が長野県に来ますから。

 

「日本の食事はどうですか?」みたいな会話が始まると、逆質問も当然あります。

ケアンズやシドニーに行ったときの経験を話すと、オージーたちは苦笑します。

「私たちだって、カンガルーなんて滅多に食べませんよ」ってね。

エミューにしても、カンガルーにしても、はっきり言えば臭みが強いんですね。

それを消すためにスパイスをふんだんに使って料理するわけです。

北海道でクマ肉やトド肉を食べるときと一緒ですよ。

 

ガイドブックとか旅行代理店のホームページでは、ネガティブな「臭み」に触れずに「低脂肪でヘルシー!」とか書いてありますよね。

個人的に感じていることですが、あれで却ってオーストラリア・グルメのハードルをあげてしまっているのでは?

 

オーストラリアの国民食

じゃあ、ケアンズ市民は何を食べているのか。

当然オージービーフの国ですから牛肉が主体になりますが、調理法についてもう少し紹介します。

日本ではあまり馴染みのない食べ方ですが、オーストラリアのカフェでは代表的なメニューなのが『ミートパイ』

スーパーマーケットやコンビニでも置いています。

中身はいわばビーフシチュー。

グレービー・ソースで煮込んでからパイ生地に包んで焼き上げます。

そもそもは開拓時代、入手しやすかったウサギやヒツジの肉を使って料理したそうですが、今ではビーフの他にチキンも。

日本でならばビーフシチューはそのまま食べるところですが、グルメ的な感覚はやっぱりお国柄で異なるようです。

オージーたちはそのミートパイにトマト・ケチャップをつけて食べています。

 

やっぱりイギリス色が濃い

ミートパイと並ぶ代表的なカフェ・メニューは『フィッシュ&チップス』。

今でもイギリスとの関係は深いので、ビールと『フィッシュ&チップス』は黄金の組み合わせみたいです。

とはいっても、本家イギリスとはちょっと違った、オーストラリアらしいポイントも。

まず食材の白身魚。

イギリス本国ではタラが多いのに対して、オーストラリアはやっぱり『バラマンディ』。

バラマンディはスズキの仲間ですから、味は折り紙つき。

フィッシング愛好家にも人気のターゲットです。

それから味つけ。

本家イギリスでは『フライした白身魚+フライドポテト+グリンピース』を、塩とビネガーで食べます。

オーストラリア流はグリンピースは無いのが一般的で、塩+タルタルソース、またはトマト・ケチャップで食べます。

 

ケアンズの中華

ケアンズのお勧めランチ紹介の記事では割愛しましたが、B級グルメ目線で考えれば、中華料理も実はお勧めです。

理由はやっぱりお値段。

 

ケアンズの中華レストランといえば『カフェ・チャイナ』を連想される方々が多いと思いますが、あそこは高級店ですからね。

ケアンズ名物といえる『マッド・クラブ』も、食べ方としては「シンプルに茹でる」か「チリソース」の実質2択なので、チリソースで食べるならやっぱり中華レストランでしょう。

でも実は、リーズナブルな中華レストランも当然あります。

ランチであればA$10.00くらいから食べられるので、ケアンズのジモティにとってはお財布に優しいわけです。

 

欧米であれアジアであれ、中華レストランって味にハズレが少ないのがメリットだと私は感じています。

日本でも食べられるから、という理由でお勧めランチ記事では除外しましたが、グループで食事に出かけるなら中華レストランはリスクヘッジの観点でも好都合ですよね。

あれこれ注文して皆でシェアできるのですから。

 

ケアンズの和食

個別の和食系レストラン評価はこの記事の趣旨ではありませんので、ケアンズの地元民目線で見ると、寿司ロールのお店が目立ちます。

それと【Korean & Japanese】という表記があちらこちらに。

察するにその多くは日本人経営ではないでしょう。

そして日本人にとっては【なんちゃって】に感じてしまう珍妙な?寿司ロールの数々も、やはりB級グルメ目線で考えればメリットもあると思います。

ケアンズのジモティはこういう味が好きなのかぁ~と感じられるのも旅行ならではの体験でしょ?

あと、テイクアウトが出来るのも利用価値ありでは?ケアンズ・エスプラネード・ラグーン周辺の公園で、エスニックな巻き寿司を食べる。

こんな体験もケアンズ旅行の思い出の1ページになるような気がします。

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