WiMAX

地方在住の僕によるWiMAXの評判。3年が経ちました

編集部田中はWiMAXを使い始めて3年が経過しました。

今はWiMAXがネット生活には欠かせないものとなっています。

WiMAXを使ってみようか迷っている方に、特に気になるであろう以下の点について僕の評判を含め、解説してきたいと思います。

結論:僕のWiMAXの評判まとめ

1 速度

WiMAXの速度は下り最大758Mbps。僕の実測で16~30Mbps。

このくらいの速度があれば、映画・動画なども問題なく見ることが出来ます。

映画を見るには高画質でも大体5Mbpsの速度が必要です。

2 容量

通常プランでは月に7GBの通信制限が発生しますが、「ギガ放題」というプランを選べば、月間使い放題です。

ただし、「3日で10GB」の通信料を超えると、速度制限が発生します。

速度制限に達するには3日で映画を10本くらい見る必要があり、制限にかかることは少ないです。

3 対応エリア

エリアはほぼ日本全域をカバーしているが、一部対応していない場所あります。

具体的には山間部や、集落が少ない地域などでは対応していません。

対応地域はWiMAXのホームページで確認できます。

また、高い建物に囲まれている地域や地下などでは電波が不安定になる場合があります。

エリア内であれば、ほとんど問題なくネットが出来ています。

流石に山の中などは厳しいです。

4 工事

面倒な配線工事などが無く、ルーターが届き、設定するだけ。

初期工事が不要で直ぐにネットが出来ます。

工事費も無く、とてもお得に感じます。

次項から詳しく解説していきますね。

1 速度について

WiMAXを使用するにはプロバイダとの契約が必要ですが、WiMAXは全て同じ回線を使用していますので、どの会社と契約しても速度は同じです。

ネットをするにおいて重要なのはファイルや画像、動画などのダウンロードに必要な「下り」の速度です。

WiMAXにおいてはその下りの速度は最大で758Mbpsもの高速通信が可能です。

最大速度は理論上ですが、東京都心部では200Mbpsもの速度が出ることもあります。

僕は都市部とは言えない秋田県秋田市に住んでおりますが、WiMAXの速度を実測したところ、以下の速度が出ました。

「Speedtest」で計測しました。

全て一番ネットが込み合うであろうお昼の時間帯に計測していますが、安定して16Mbps~30Mbpsの速度が出ました。

夜間でもほぼ安定して同じような速度が確保されていました。

僕はよく大手動画配信サイト「Netflix」を利用していますが、公式によると高画質の映画を見るには5Mbps以上の速度が必要との事ですので、十分な速度だと思います。

事実、僕が映画を見ていて、映像が乱れたり、観られなかったことはありませんでした。

2 容量について

WiMAXには「ギガ放題」というプランがあります。

こちらは容量が無制限でネットが使い放題というプランです。

スマホなどでは「月間7Gまで」などの容量制限があり、超えてしまうと速度制限になってしまう、という事がありました。

「ギガ放題」ではその心配はありません。

従量料金でもなく、いくら使っても料金は同じなのでお得に感じますよね。

ただし、注意点があります。

混雑の回避のために「3日で10G以上」使用すると速度制限がかかってしまうのです。

速度制限になってしまうと、128Kbpsの速度しか出ません。

128Kbpsですと、動画や画像を見るのは厳しいですね。

10G以上になってしまう使い方とは

僕は今まで速度制限になったことはありませんが、どのくらい使えば制限になるのでしょうか。

例えば動画配信サイトで映画1本見ると、2時間で約1GB消費します。

と、いう事は3日で10本以上映画を見ると速度制限になってしまう訳です。

僕は1日1本くらい映画を見ますが、そのくらいでは大丈夫、という事ですね。

通信制限があるプランもあり

プロバイダによって名称は違いますが、「月7G」を超えると速度制限になるプランもあります。

料金は安く設定されており、動画や映画などをあまり見ないで、安く済ませたい人におすすめです。

僕が契約しているBIGLOBEでは「Flat ツープラス」がそれに当たります。

3 対応エリアについて

WiMAXは人口の99%をカバーしているとの評判です。

WiMAXのホームページでは対応エリアを確認することが出来ます。

それを見てみると、日本全国ほぼすべてをカバーしていることがわかります。

しかし、詳しく見てみると、東京など都市部ではほぼ全域でWiMAXを使う事が出来ますが、地方の一部では使う事が出来ないようです。

特に山間部や、海岸沿いなどはカバーされていない事が多いようです。

例えば、秋田県でいいますと、有名な男鹿半島の海岸沿いにある「ゴジラ岩」の辺り、登山者に人気の「駒ヶ岳」周辺では使う事ができません。

基本的に人があまり住んでいない地域ではWiMAXは対応していないと考えてもいいでしょう。

ちなみにエリアはどのプロバイダと契約しても同じです。

サービスエリア内でも使えないときもある

僕は以前、アパートが密集する地域に住んでいました。

そこはWiMAX対応エリアだったのですが、度々「圏外」と表示されたり、つながりにくいことがありました。

このことについて、直接WiMAXに問い合わせてみると、以下のような、回答が得られました。

・高い建物が多い地域ではつながりにくいことがある
・地下や屋内では電波が不安定になることがある

とのことでした。

対応方法としては

・ルーターを窓際に置く
・ルーターを再起動してみる

これらを実行すると、かなりつながりやすくなりましたのでお勧めしますよ。

4 工事について

WiMAXには工事は必要ありません。

例えば、光回線などでネットを楽しもうと考えると、ケーブルの引き込みなどで初期工事が必要です。

そうなると申し込みから工事まで時間がかかりますし、業者を家に入れ、工事が完了するのを待つことになります。

そして一番のネックは工事費用ですね。

業者によって大きく違いますが、建物によっては多額の工事費が発生する場合もあるそうです。

例えば「auひかり」ですと、一戸建てで37500円、マンションなどの集合住宅で30000円の工事料金が発生します。

加えて、撤去する際も撤去費用として10000円の回線撤去費用がかかります。

また、集合住宅などでは光回線の引き込みが出来ない場合があります。

しかし、WiMAXならそれらの心配はありません。

申し込んでルーターが届いたら、直ぐにネットに接続することが出来ます。

その設定も簡単で、パソコンやスマホによってはパスワードを入力するだけで済みます。

まとめ

以上の事から、WiMAXを使えば、固定回線と変わらないほどのネット生活を楽しむことが出来るとわかりましたね。

工事不要でネットを始めることが出来ましたし、今の所速度制限になってしまう事もありません。

固定回線の時は、毎日のように映画をネットで見ていましたが、WiMAXになってもそれが変わることはありませんでした。

3日で10Gの制限はあるものの、それにかかることも今までありません。

一番心配なのはエリアでしたが、申し込む前にWiMAXのホームページでエリアを確認すれば失敗することは無いでしょう。

僕の評判としてはWiMAXはすでにネット生活の中心となっています。

この記事が皆さんがWiMAXを選ぶ際の参考になれば、と思います。