WiMAXを使って3年、編集部の田中です。
現在はWiMAXをメイン回線として使用しています。
でもWiMAXはモバイルルーターでネットが出来るのがウリです。
はたしてメイン回線として十分なのか？
という疑問を持っている人のために解説します。
結論：WiMAXはメイン回線として使える
理由1 十分な通信速度
都市部ならば100Mbps以上、地方部でも10Mbps以上の速度が期待できます。
映画を高画質で見るには5Mbps程度必要なので、十分な速度でしょう。
理由2 ギガ放題なら使い放題
「ギガ放題」プランを選べば、定額で使い放題です。
混雑回避のために「3日で10GB」の制限がありますが、3日で映画を10本くらい見ない限りは達することは無いでしょう。
理由3 WiMAXは初期費用で有利
月額料金はWiMAXは光回線に比べ1000円程度安いことが多い。
さらにWiMAXは光回線では必要な開通工事（30000円程度）がないため、その分お得。
理由4 エリア内ならば通信も安定
人が住んでいる所ならば、ほぼエリア内。
そのエリア内であれば、安定した通信が可能です。
次項から詳しく解説していきましょう。
メインで使える理由1 十分な通信速度
WiMAXでも十分な速度は確保できます。
先ずは光回線とWiMAXの速度を比較してみましょう。
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下り最大 |
下り実測（秋田県秋田市昼ごろ） |
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auひかり |
１Gｂｐｓ |
200Mbps～300Mbps |
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WiMAX |
440Mbps |
16Mbps～30Mbps |
私が住んでいる秋田県秋田市で実測した結果です。
Auひかりは私の友人が契約しているのを測定させてもらいました。
流石にWiMAXは光回線の速度にはかないませんでした。
ではWiMAXの速度ではネットが十分に楽しめないのでしょうか？
次の表をご覧ください。
ネットを使用するのに必要な速度です。
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必要速度 |
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ホームページ閲覧（画像少） |
～１Mbps |
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ホームページ閲覧（画像多） |
～5Mbps |
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Youtube(中画質） |
2.5Mnps |
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Youtube（高画質） |
5Mbps |
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Netflix |
5Mbps |
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オンラインゲーム |
2.5Mnps |
全ての項目において最大でも5Mbpsの速度が確保できれば十分に楽しめることがわかりますね。
この表の中では私は特にNetflixで映画を楽しむことが多いのですが、WiMAXの速度において
画面が見づらかったり、途切れたりするなどの不都合は全くありませんでした。
WiMAXは過去には時間帯によってはつながりにくいこともありましたが、今では改善され、速度は安定しています。
メインで使える理由2 ギガ放題なら使い放題
WiMAXには「ギガ放題」というプランがあり、こちらも光と同じく、通信量を気にすることなく、使い放題です。
このプランならば毎日のようにネットをする人であっても、メインとして使えます。
ただし、WiMAXのギガ放題には「３日で１０GB」の通信制限があります。
通信制限になってしまうと、通信速度が約１Mbpsに制限されます。
１Mbpsですとネット閲覧は問題ありませんが、動画は厳しいようです。
「どのくらい使うと１０GBに達するか」を考えてみると、
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Youtube鑑賞 |
標準画質 |
20時間 |
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Netflix映画鑑賞 |
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14時間 |
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10本くらい |
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オンラインゲーム |
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66時間 |
動画や映画を長時間見ると、１０GBに達するのがわかります。
また、オンラインゲームをよく楽しむ方も注意が必要かもしれませんね。
そうでなければ「３日で１０GB」はかなり緩い基準ともいえるでしょう。
私は毎日のようにNetflixで映画を見ていますが、通信制限を経験したことはありません。
メインで使える理由3 WiMAXは工事費が無い
WiMAXは工事が必要ないため、工事費がありません。
また、気になる月額料金はあまり変わりません。
プロバイダによって大きく料金は変わってきますが、私の契約しているBIGLOBEとauひかりを比較してみたいと思います。
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初月登録料 |
工事費 |
２か月目以降 |
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BIGLOBE |
0 |
0 |
３３４５円～４３８１円 |
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Flatツープラスギガ放題 |
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auひかり |
３０００円 |
３７５００円 |
５２００円～ |
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ホーム１G |
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※電話も同時利用で０円 |
月額料金はひかりが若干高いですが、速度の速さを考えると、あまり違いはないと考えても良いでしょう。
また、ひかりはプランが多様で、料金体系も住んでいる場所や電話の有無により複雑となっています。
わかりやすさでもWiMAXが有利なのではないでしょうか。
大きく違うのが初月登録料と工事費です。
WiMAXは初月無料ですし、モバイルルータを使うので、初期工事も必要ありません。
この点で大きく有利と言えるでしょう。
しかも引っ越しも簡単ですし、外でもネットが出来ます。
これらの事を考えると、メイン回線として料金面でもアリと考えていいと思います。
メインで使える理由4 エリア内なら通信は安定
WiMAXのイメージで、対応エリアが限られるのでは？
という事があると思います。
かつてエリアは都市部に限られていましたが、現在は日本全国ほぼ網羅していると言っていいでしょう。
一部山間部などでは対応していない場所もありますが、人が住んでいる場所ならば問題ないと考えても良いでしょう。
詳しくはWiMAXのホームページで確認できます。
エリア内に入っていれば、基本的に通信が不安定になるようなことも無く、メイン回線として安心して使えます。
私は秋田県秋田市在住ですが、通信は安定しています。
まとめ
以上４項目から、WiMAXはメイン回線としてありか？を考えてみました。
速度、容量、エリア、そして料金の面でもメイン回線として十分に機能することがわかっていただけたと思います。
事実、私も３年間メイン回線として問題なく使用しています。
主に楽しんでいるのは動画ですが、今の所トラブル等もありません。
WiMAXをメイン回線とすることによって考えられるメリットは多いです。
手軽にメイン回線を構築できるという事はネットを始めるにあたってとても良いのではないでしょうか。
悩んでいる方はぜひメイン回線としてWiMAXを検討してみてくださいね。
