PC・スマホの最新機種は高いので、いつも型落ちを購入している編集部のleeです。
WiMAXのプロバイダ「GMOとくとくBB」では、モバイル端末としてW06・WX05・W05という機種を用意しています。
しかし、3機種もあるとGMOとくとくBBの契約でどの端末に選べばいいのかよく分からない人もいますので、この記事では3機種を比較してシーン別におすすめの端末を紹介したいと思います。
W06・WX05・W05のスペック比較
W06 | WX05 | W05 | |
最大通信速度(下り) | 1.2Gbps | 440Mbps | 758Mbps |
最大接続可能台数 | 16台 | 10台 | 10台 |
バッテリー使用時間 | 最大約800時間 | 最大約700時間 | 最大約850時間 |
連続通信時間 | 最大約11時間40分 | 最大14時間 | 最大約10時間30分 |
電池容量 | 3000mAh | 3200mAh | 2750mAh |
電池の着脱 | × | ○ | × |
W06はUSBケーブルを使ったテザリングで、1Gbps超えの端末で、無線接続でも867Mbpsですので、データ容量の大きな高画質動画もストレスなく視聴できます。
WX05は3機種の中で最大通信速度(下り)が遅いものの電池容量が大きいため、高速通信をさほど必要としないYouTubeの標準画質動画などを外出先で見る分には、バッテリー残量を気にせず楽しめるでしょう。
GMOとくとくBBでは、どの端末を選んでも端末代金は一切かかりませんので、できるだけ最新機種を選んだ方が得かもしれません。
当サイトでは、機器のスペックやユーザビリティ―と言う観点ではW06もしくはWX05の2機種を推します。
以下で詳しく見てみましょう。
GMOとくとくBBは最新端末も無料
GMOとくとくBBでは、最新機種であるW06を選択したとしても、全ての端末で端末料金は一切かかりません。
さらに、GMOとくとくBBのWiMAX2+を20か月以上(3年プランの場合は32か月以上)利用している人は、最新機種への機種変更を無料で行なうことができます。
ホームページより機種変更の申込が可能で、申込4営業日後より発送が行なわれます。
本来は2万円相当の端末料金が0円で端末発送費用もかかりませんが、WX05はクレードル台として3980円が別途必要です。
また、機種変更を行なうと、契約の更新月以外のタイミングで機種変更の手続きを行なったとしても、本来は最大2万4815円かかる契約解除料が無料になります。
事務手数料として3240円がかかりますが、それ以外は一切の金銭負担なく最新端末をゲットできます。こういった点では、GMOとくとくBBは長期でお付き合いできるお得なプロバイダと言えるでしょう。
高画質動画を見るならばW06
PCなどで高画質の動画を視聴するなら、W06がおすすめです。
3機種の中でW06は最大通信速度(下り)が唯一の1Gbps超えの機種で、1Gbpsもあれば標準画質(360p)で5分間のYouTube動画(容量320MB)をダウンロードするのにかかる時間は、0.32秒しかかかりません。
HD画質(1080p)でYouTubeの動画(容量1.4GB)を1時間視聴するとしても、2秒弱でダウンロードが完了する計算ですので、高画質動画もスムーズに見られます。
W06を有線接続ではなく無線接続したとしても、下り最大通信速度は867Mbpsで、WX05やW05の下り最大通信速度を上回ります。
電波の繋がりやすさ重視なら「W06」がおすすめ
WiMAXの電波は建物の中やビルの谷間など障害物が多い場所ではつながりにくいというデメリットがあり、W06も例外ではありませんが、そんな状況でもW06は他の機種よりも高速でつながりやすいメリットがあります。
W06には高性能ハイモードアンテナが内蔵されており、WiMAX基地局からの電波がつながりにくい建物の中やビルの谷間などでも、W06がしっかりと電波をキャッチしてくれます。
さらに、W06から無線通信でPC・スマホなどの機器に電波を送信する際にも、機器の位置を察知してそれを狙って電波を送信できますので、これまではWiMAXのつながりがあまり良くなかった場所でも、通信状況が大幅に安定するのです。
WX05の方が安定性は増す
通信速度はともかく、つながることを重視するのであればWX05も負けてはいません。
「WiMAXハイパワー」という機能では、電波が弱いエリアでもWX05からの送信パワーを挙げて通信速度を20%改善させることができます。
また、WiMAXは他の無線機器との電波干渉を起こしやすいデメリットもありますが、WX05の端末ディスプレイで電波の混雑状況を確認して、空いているチャネルへの切り替えができるので、パフォーマンスが向上する可能性も高いです。
WX05にも、機器の位置を察知してそれに向けて電波を飛ばす機能がありますが、WX05でその機能を発揮するためにはクレードルが必要となります。
その代わり、クレードルを装着したWX05はW06よりも安定してつながる可能性が高いです。
このように、自宅の通信環境を改善したいのであればWX05でも問題ありませんが、外出先などではクレードルを持ち歩けないため、外出先での通信環境を改善するのにはWX05よりもW06のほうがおすすめです。
充電難民は「WX05」がおすすめ
端末はよく使うがなかなか頻繁に充電できない人は、WX05がおすすめです。
3機種の中で電池容量が最も大きいのがWX05であり、連続通信時間もWX05が最大14時間と最長ですので、朝外出して夜の帰宅する間ずっと通信をしていても、バッテリー切れにはなりませんよね。
電池の交換で設定変更することなく電池持ちを改善
また、WX05は3機種の中で唯一電池の取り外しができます。
一つの端末を長く使う人にとって避けられない問題が電池の弱体化で、電池が弱くなってしまうと連続通信時間も長持ちしません。
新しい端末に交換してもいいのですが、そうなるとPCやスマホで通信の設定を一からやり直す必要が出てくるため、非常に面倒です。
その点、WX05ならば内蔵されている電池を取り外して交換するだけで、電池の持ちは新品と同じになりますので、これまでの設定を何ら変更することなくリフレッシュできます。
まとめ
GMOとくとくBBで選べるモバイルタイプの端末はW06・WX05・W05の3種類がありますが、基本的には最新機種であるW06がおすすめです。
下り最大通信速度1.2Gbpsは他の2機種では出せないスピードですので、データ容量を多く使う高画質動画の視聴などに特に向いています。
一方、そこそこ速ければいいという方は、WX05も候補に挙がってきます。
下り最大通信速度は440MbpsとW06の3分の1程度ですが、この程度のスピードでもスマホでYouTubeの標準画質の動画を視聴するのであれば十分です。
また、WX05はW06より安定してつなげられ、混雑していないチャネルを自分で選択してつなげることができます。
そして電池持ちも3機種の中でWX05が最もよく、しかも交換可能なので同じ端末を長く使いたい人もWX05はおすすめです。