WiMAX、LTE...etc。ポケットWiFiの種類まとめ

かつて利用していたポケットWiFiは、自宅周辺だけなぜか電波が強かったLeeです。

ポケットWiFiの利用を検討している人で、通信回線を重視する人は少なくありませんが、いろいろな回線の種類があってよく分かりませんよね。

この記事では、ポケットWiFiで使われている通信回線を、種類ごとに詳しく解説することで、より自分に合った通信回線を選ぶ助けになればと考えています。

ポケットWiFi4種類比較表

現在、ポケットWiFiで使われている回線には、「WiMAX」「WiMAX2+」「AXGP」「4G/LTE」の4種類がありますが、違いがよく分かりませんよね。

まずは4種類の回線を、ポケットWiFiを使う際に重要なポイントである電波の強さ・通信速度・通信制限で、相対的に比較してみましょう。

WiMAX

WiMAX2+

AXGP

4G/LTE

電波の強さ

弱い

やや弱い~強い

やや弱い

強い

通信速度

遅い

やや速い

やや遅い

速い

通信制限

緩い

やや緩い

やや緩い

厳しい

WiMAXは電波が弱いため利用可能なエリアが限られ、通信速度も遅いですが、通信制限がありません。

WiMAX2+は、WiMAXよりも通信速度も速く通信制限もやや緩めですが、場所によって電波の強さの差が大きいです。

AXGPは、WiMAXとWiMAX2+の中間程度のごく平凡なスペックです。

4G/LTEは電波が強く通信速度も速いものの、使いすぎるとすぐに速度制限をされてしまいます。

以下で、4種類の通信回線の特徴を詳しく解説しましょう。

1.間もなく停波の「WiMAX」

WiMAXは通信専用の回線で、音声通話には対応していません。

かつてはインターネット専用モバイル回線の主力でしたが、現在ではそのサービスを徐々に縮小しています。

下り最大通信速度が最大40Mbps→13.3Mbpsに順次変更となっていますが、実際の通信速度はこの数字よりも遅い可能性が高いです。

電波も弱く、地下や壁の分厚い屋内ではWiMAXの電波は届かないと考えた方が良いでしょう。

通信制限がないのが唯一のメリットですが、WiMAXのサービスは2018年に終了する予定で、新規契約をしてもWiMAXを選択することはできません。

2.通信専用回線の主力「WiMAX2+」

停波となるWiMAXに代わってサービスを強化するのが、後継のWiMAX2+です。

WiMAX2+の下り最大通信速度は最大708Mbpsですが、これを実現するにはWiMAX回線の電波を使わないと無理なため、WiMAXが停波となります。

実際の下り通信速度は最大値ほどではなく、新宿駅では170Mbps、お台場では61.9Mbpsですが、動画視聴などでも特に問題のない通信速度です。

従来のWiMAXでは電波がほとんど入らなかった地下でも、アンテナが増設されているために、電波が入るようになっているため利用エリアも拡大しています。

WiMAX2+は、直近3日間合計10GBを超えると約1Mbpsの速度制限がかかりますが、YouTubeの標準画質で動画を見る分には問題ありません。

3.PHS回線が元の「AXGP」

AXGPとは、従来のPHSを基本にして更なる高速化をはかったモバイル通信方式です。

PHSをベースにした通信方式のために電波が弱く、WiMAX2+と比較しても通信エリアは狭く、地下ではなかなかつながらないという口コミも多くあります。

AXGPの下り通信速度は最大165Mbpsですが、電波さえ入っていれば差はさほどありません。

僕がかつて使っていたポケットWiFiはこの通信方式でしたが、なぜか家の周辺だけ電波がよく入りました。

WiMAX2+と同様に、直近3日間合計10GBを超えると約1Mbpsの速度制限がかかりますが、ライトユーザーならばさほど問題にならないレベルです。

4.スマホの電波にも使われている「4G/LTE」

4G/LTEは、現在のスマホで主力として使われている通信方式です。

基地局の増設も着々と進んでいることから、通信エリアは拡大中で、電波自体も非常に強いため、WiMAXやAXGPが苦手としている地下や山奥でもつながりやすいです。

現在、大手通信事業者が最も力を入れている4G/LTEは、通信エリアだけでなく通信速度も抜群です。

4G/LTEの下り通信速度は200Mbps程度で、実測値で落ち込みがあったとしても、インターネットで動画を見るにも問題ないレベルと言えます。

ただし、4G/LTE最大のデメリットが通信制限の厳しさで、月間の通信量が7GBを超えると、超えた日~当月末まで128Kbpsの速度制限がかかります。

128Kbpsで可能なことといえば、LINEやテキストメールくらいしかありませんので、4G/LTEの使い過ぎには注意しましょう。

WiMAX2+と4GLTEを束ねた「ハイスピードプラスエリアモード」

さらに注目なのが、WiMAX2+と4GLTEを束ねた「キャリアアグリゲーション」です。

一部のポケットWiFiでは、「ハイスピードプラスエリアモード」の名称でこの回線を提供しており、下り最大758Mbpsの通信速度を実現しています。

WiMAX2+ゆずりの通信速度だけでなく、4G/LTEを生かした通信エリアの広さもメリットですが、オプション扱いなので1,005円の追加料金が発生します。

まとめ

ポケットWiFiには、「WiMAX」「WiMAX2+」「AXGP」「4G/LTE
の4種類がありますが、WiMAXはサービス終了予定です。

AXGPはこれといった特徴がない通信回線ですので、「WiMAX2+」「4G/LTE
の二択となるでしょう。

都市部での通信速度を重視するなら「WiMAX2+」、つながりやすさを重視するなら「4G/LTE」がおすすめです。

ただし、最近の一部ポケットWiFiでは、この2つの電波を束ねて使える「ハイスピードプラスエリアモード」を搭載している機種もありますので、よく検討した上で契約しましょう。