世界新聞のデスクです。
今や、多くの旅人がブログで情報発信をしています。
しかし、そんな旅行ブログを見ていて僕がいつも思うのは…
もったいないということ。
なぜならその多くは、せっかく旅先で面白い経験をしているのに、それがほとんど伝え切れていないからです。
僕は常々、「旅人最強ライター説」を唱えてきました。
「自由にネタにアプローチできる」という意味で、旅人は最強のライターです。
ヒットする旅記事で一番重要なこと
手っ取り早く結論から行きます。
ヒットする旅記事の書き方で一番重要なこと、それは…
テーマを持つことです。
テーマは「(記事の)切り口」とも言い換えられます。
たとえば、タイのカオサンストリートを題材に記事を書くとします。
すると、下記のようなテーマが考えられます。
・屋台の虫を食いまくる
・カオサンの名物料理を日本で再現してみる
・一番安い宿に泊まってみる
そして、このテーマ=記事の価値なのです。
テーマがない記事は「ヒットしない」
もし、テーマを持たず、なんとなくカオサンの写真を撮って、なんとなくキャプション(写真の説明文)をつけて記事を作ったとします。
その記事がたくさんの人に読まれる可能性は、限りなく低いです。
なぜなら、テーマのない記事は多くの人にとって「読む理由がない」からです。
しかし、同じ題材でもテーマを持って書くことで、読む理由=価値が生まれるのです。
とはいえ旅行ブログは「あれもこれも」となりがち
とはいえ、このテーマを持って書くというのが案外難しいです。
書き進めていくうちに、「あれもこれも」となるのが人情だからです。
「あれも書きたい!これも書きたい!もっと書きたい!もっともっと書きたい!」
とリンダリンダ的に要素を加えていくとどうなるか…
めっちゃ無難な記事が出来上がります。
そこにもはやテーマ(価値)は存在せず、ネットの海に埋もれて忘れ去られます。
テーマある記事の書き方
では、テーマに沿って記事を書ききるにはどうすればいいのか?
テーマを書いてしまえばいいんです。
記事の中に、
「私はこれから◯◯という題材を△△という切り口で書きますよー」
と書いてしまうのです。
こうすれば、テーマを強く意識することができます。
これを、世界新聞では前フリと読んでいます。
前フリは基本的に記事の序盤に書きましょう。
良い前フリの例
過去の世界新聞の記事だと、こちらの記事の前フリの書き方がいい感じです。
ネットで検索していると、
特に、ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」はお肌を柔らかくしてくれるため、美肌に効果的だと言われています。このヨーグルトに「塩」を混ぜることで、乳酸菌の活動が活発になる。
「ヨーグルトに革命が起きていた!塩ヨーグルトで驚きの美肌効果!」より引用なんて記載を発見!!
アラサー女子として、こんなチャンスをみすみす見逃すわけにはいきません。これは、トルコにいる間に飲みまくってみよう!!きっとお肌が若返るはず……と、下心満載でトライしてきました。
この記事には、「美容のために塩ヨーグルトを食べまくる」というテーマがあります。
そのテーマで書く理由や経緯などを書けばいいのです。
前フリを書くもう一つのメリット
前フリを書いておけば、途中で「あれもこれも」となっても、見直した時に「あっ!(ブレてる!)」と気がつきます。
前フリは覚え書きなのです。
また、前フリを書くと読者に優しいです。
前フリは記事の「企画説明」みたいなものなので、序盤に書いておくことによって、読者が「ああこういう記事なんだ」と把握することができます。
読者は気に入れば読むし、気に入らなければ読まない。
効率的だと思いませんか?
テーマを持って書く=ヒットする記事の書き方
ヒットする旅記事を書くためには、他にも様々なテクニックがあるのですが、最も大事なのは「テーマを持って書く」ということです。
テーマさえあれば、多くの人に読まれる前提はクリアしたと言えるでしょう。
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