世界一周中に「物欲」に負け続けるとバックの中はこうなる

2015.07.25 11:00 
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僕の物欲が悪いんじゃなく、世界が素敵なモノで溢れているということです。写真はお土産の一部です。

 

貧乏パッカーだけど物欲の塊

こんにちは!貧乏バックパッカーの植竹智裕(うえたけともひろ)です。世界一周中の僕は、現在、日本で旅の再開に向けて充電中です。旅のルートは下記。

 

先週は僕が旅の思い出としてお酒を飲んだついでに細々と集めてきたビールラベルのコレクションを紹介しました。でも、やっぱり行った先でお土産が欲しくなる時だってありますよね。人間だもの。出発時の予算が約168万円(1日の予算は2千円以下)と世界一周するにしては低予算だったので、貧乏バックパッカーと謳わざるを得なかったものの、中身は物欲の塊のような僕。旅に出てみると、そこには誘惑に満ちた世界が待ち構えていました。
写真はバリ島で見かけたカラフルな仏像。仏像を持ち運びながら旅するのもいかがなものかと踏みとどまりましたが、正直、今でも喉から手が出るくらい欲しいです。
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買わずに後悔するより買って後悔

初めのうちは己の欲を抑えていたのですが、旅に出て1カ月半、タイで僕の自制心は崩壊しました。写真は安宿が集まるカオサンロード。右も左も土産物屋です。僕好みの小物や衣類が多く、日本より遥かに安く手に入ります。
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「欲しいものが目の前で安く売られているのに唇を噛んで眺めているだけなんて悔し過ぎる!」……そんな葛藤の末、安くてイイもの・そこで買わないと後悔しそうなものは買う事にしました♪そして、13カ月後……こんな事になってしまいました。これだけではありません……
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ここにかかっている衣類も全て旅先で買ったものです。ぶっちゃけると、今回の旅でお土産の詰まった荷物を3回日本に送りました。
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では、そんな貧乏バックパッカーの僕が誘惑に負けて買ってしまった厳選して買い集めた世界のお土産を自慢してもいいですか?いや、させてください!

 

衣類

1:サルエルパンツ

左はラオスで購入した象柄パンツ(1着約450円)。サルエルパンツ(右)も見つけて購入したところ、奇しくも柄が全く同じでした。
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そしてこちらはネパールで買ったカラフルなサルエルパンツ(1着約1090円)。2色も買ってしまいました(気に入り過ぎて、観賞用に洗濯ヒモに吊るして眺めていました)。
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2:Tシャツ・タンクトップ(1着約360~450円)

こちらはタイで購入したもの。これで全部です、たぶん。
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と思ったら、タイから送った荷物の中から更に2着出て来ました。まだありそうな気がしてなりません。
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3:民族衣装

バングラデシュで欲望が爆発して購入した「パンジャビ」と呼ばれる民族衣装。お値段は1445円でした(帽子も約65円で購入)。
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もう一着約406円で購入したパンジャビ(参考:タウンユースで着られそうな民族衣装がほしい! inバングラデシュ|世界新聞
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※これなら日本でも着こなせそうと自信を持って買ったのですが、日本に帰って来てからはまだ一度も着てません……。

 

4:冬服

ネパールで売られていたこちらの防寒着、デザインが面白かったので値切って2200円で衝動買いしてしまいました。
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ネパールの後に訪れた中央アジアが氷点下の世界だったので、まさかこんなにすぐ役に立つとは……あの時の僕の衝動買いもあながち無駄ではなかったようです。下はキルギスの安宿で部屋が寒すぎて、着込んだ状態で風呂場の給湯タンクに張り付いている時の写真です。
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そんなキルギスでも物欲が暴走し、古着屋でセーター2着(約570円と約770円)、カーディガン(約770円)、ワイシャツ(約390円)、ブーツ(約2400円)などを買ってしまいました。
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帽子

5:モヒカン帽(約330円)

ネパールのポカラの夜道で西洋人旅行者が格好良く被りこなしていたので、翌日探し回って真似てみました。
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うーん、モヒカンというよりとさか。「買ってみたら実際はイメージと違った」という衝動買いの王道パターンです。
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6:とんがり帽子(約700円)

カザフスタンで購入。これはさすがにコスプレ色が強いので、日本で被りこなせる自信が全くありませんが、日本だと手に入らなそうなので買ってしまいました。
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インテリア

7:ウォールポケット(約260円)

ラオスで購入。恐らく僕が買ったお土産の中で実用性ではナンバーワンだと思います。
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目玉グッズ

こちらは2005年の愛知万博で購入して以来愛用しているトルコナザール・ボンジュウ。中東にはこのように目玉柄のお守りの文化があります。今回、トルコには行きませんでしたが、中東に近づくにつれてこのような目玉飾りを目にする機会が増えてきました。
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8:チェシェ・ナザール壁飾り(約1075円)

イランの小さな街の土産物屋で見つけて一目惚れしたものの、居合わせた女子学生と取り合いになり譲る事に。その後、エスファハーンで同じものを発見した数秒後にはお会計を済ませました。無事手に入ってよかったよかった。
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9:ブレスレット(約150円)

ウズベキスタンで購入。地域としては中央アジアに含まれるウズベキスタンですが、実はこの辺りもイスラム教が伝わった地域なので似た文化があるようです。そんな歴史・地理的な感慨の深さと、綺麗なデザインを理由に衝動買い。
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10:ゾロアスター教のペンダント(約260円)

ゾロアスター教の守護霊プラヴァシを模したネックレス。イランで目玉飾りを買った時に目に入って買い足してしまいました。
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ヴィンテージ・グッズ

こちらはキルギスの蚤の市で購入したものです。旧ソ連時代の社会主義国同士の繋がりを感じさせるものが多くて見ていて飽きません(参考:「北朝鮮バッジ」などキルギスの蚤の市でみつけたお宝4つ|世界新聞

 

11:切手帳(約1600円)

お値段は張りましたが、モンゴルやベトナム、キューバなど社会主義国の切手や宇宙産業を記念した切手が収められていてなかなかレアなアイテムです。
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12:ピンバッジ(1個約40~100円程度)

レトロかつポップだったので買いあさってしまいましたが、中でもお宝は左下の北朝鮮バッジです。これを見つけた時は叫びそうになりました。学生時代、朝鮮語を勉強しておいてよかったです。
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ポストカード

13:ポストカード(1枚約50~120円)

家族ぐるみで親切にしてくれたタイの友達に命じられて集め始めたポストカード。かなり集まりましたが、日本の友達への「ばら撒き土産」としてもう少し買ってくればよかったと思っています。
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書籍

14:魂の書(約720円)

「テレビアナウンサーの化粧禁止」や「メロン記念日」など奇抜な政策を打ち出した事で有名なトルクメニスタンの故ニヤゾフ元大統領の著書で同国ではイスラム教のコーランと同等に扱われている魂の書(ルーフナーマ)
日本語版があるというネットでの噂を頼りに現地で書店を探し回ったところ、割とすぐに発見。即決で買いましたが、内容が哲学的過ぎていまだに最初の20ページくらいしか読んでません……(参考:「中央アジアの北朝鮮」には独裁者による日本語で書かれた本があった|世界新聞
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15:宝石博物館パンフレット(約130円)

イランの首都テヘランにある宝石博物館(展示物の撮影禁止)が素晴らしかったので、備忘録として購入。入場料が約650円だったのに対してパンフレットは破格の約130円でした。ちなみに、何故かドイツ語のパンフレットしか無かったので、何が書いていあるかは分かりません。
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置物・マグネット

16:ナゴルノ・カラバフグッズ(トータル約655円)

アルメニアアゼルバイジャンの間で領土問題を抱え、現在は独立を主張しているナゴルノ・カラバフ共和国の象徴的なモニュメント「タティック・パピック」を模した置物とマグネット。この先、ナゴルノ・カラバフを再訪する可能性は極めて低いと判断して買いあさりました(参考:国として認められていない「独立国」??ナゴルノ・カラバフで僕が見たもの|世界新聞
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17:陽気な墓グッズ(左から約610円、約183円)

ルーマニア北西部にある陽気な墓。僕はそこで人生について考え始めてしまい、気持ちが重くなりましたが、ちゃっかり荷物も重くなりました。物欲って本当に恐い(参考:ルーマニアの「世界一陽気な墓」で、ぼくが陽気ではいられなくなった理由|世界新聞
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18:バンダリー人形(約216円)

イラン南部で仮面をつけて生活をしている「バンダリー」と呼ばれる女性。彼女たちに会いに行った時に連れて行かれたお土産物屋で購入しました。これも他ではそうそう手に入らなそうなので買っておいてよかったです。ただ、帰国後に袋から出した瞬間に首飾りのビーズが吹っ飛びました。不気味過ぎる(参考:いったいなぜ?仮面をつけて生活をする女性「バンダリー」に会いにいく|世界新聞
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スマホ用品

19:スマホ用ケース(左から約1100円、約1000円)

どちらもキルギスで購入したものです。気に入って買ったはいいのですが、マトリョーシカ型のケースは塗装がはげそうで勿体なくていまだに使えず観賞用に……。
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カメラ型のケースにも罠が隠されていました。iPhoneで写真を撮る時、このようにな向きで写真を撮らないと、上下反転してしまうんです。カメラの形している意味無いじゃん!という訳でこちらも使わず。
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19:自撮り棒(約1791円)

海外で初めて見かけて、インドネシアの首都ジャカルタで購入。しかし、地味にかさばるのと、僕、割と手が長いので、無くても何とかなる事に気づいて以来あまり活躍せず。
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何に使うの?

20:アブハジア国旗(約160円)

ジョージア(旧グルジア)からの独立を求めて実質「独立状態」のアブハジアの旗。日本でこの旗を振りかざす機会もないので現在は僕の部屋に静かに垂れ下っています。
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21:綺麗なタマゴ(1個約85~142円)

ウクライナで見つけた模様が綺麗な木製タマゴ。しかし、安定性皆無なので置き場所に悩んだままです。
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22:タケコプター型カチューシャ(約297円)

タイのセブンイレブンで見かけて気にはなっていたんですが、タイを出国する日の午前に思い立ってセブンイレブンを探し回って購入。空は飛べませんがちゃんとプロペラ部分が回転するようになっています。
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使い道……ドラえもんごっこするくらいしか思い浮かびません(クッションは前から自宅にあったもの)。
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買い過ぎた感は否めない

いかがでしたか?今回、一か所に集めてみてあまりのお土産の多さに驚きました。日々の生活費は切り詰めながらも買うものは買ってたんですね。しかし、計算してみると僕がお土産を買い集めるのに使った総額は3万円以内でした(想像していたより安かった!)。中には使い道が無いものもあったので、旅を再開した時はもう少し自分に厳しくしたいと思います。でも、念の為、バックパックには(荷物が増えてもいいように)余裕を持たせていきたいと思います。


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植竹 智裕
1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログTwitter

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