安宿ミシュラン☆☆☆ マレーシア(クアラルンプール)編

2014.11.28 07:00 
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貧乏バックパッカーの植竹が調査員となり、世界中の安宿を格付けしていきます。第ニ弾はマレーシア・シンガポール編です。

 

こんにちは!安宿調査員の植竹智裕(うえたけともひろ)です。
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世界一周中の僕は現在この辺りにいます。
 

 

大人気(?)のこの企画、第二弾はマレーシア・シンガポール編です!

第一弾:インドネシア編

僕は5月17日~19日までシンガポール、5月19日~6月12日までマレーシアに滞在しました。その間に泊まった中から特徴的な宿をいくつかご紹介します。

 

マレーシアとは
「東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする連邦立憲君主制国家。タイ、インドネシア、ブルネイと陸上の国境線で接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てて近接する」Wikipediaより引用。

シンガポールとは
「東南アジアの主権都市国家かつ島国で、マレー半島南端、赤道の137km北に位置する。領土は、シンガポール島及び60以上の著しく小規模な島々から構成される。高度に都市化され、世界有数の商業の中枢である。」Wikipediaより引用。

 

☆の見方
星なし…二度と泊まりたくない
☆…可もなく不可もなく
☆☆…また泊まりたい
☆☆☆…夢に出てくるレベル

 

マレーシア・シンガポールの安宿は朝食付き

まず、マレーシア・シンガポールの安宿で特徴的だったのが、ほとんどがB&B(ベッド&ブレックファースト)と呼ばれるタイプの宿だった事です。B&Bでは宿泊費に朝食代が含まれていて、朝になると共有スペースに食パンとジャムやバターが置かれ、宿泊者は自由に朝食を食べられます。また、宿によっては、水のサーバーが置いてあったり、コーヒーや紅茶が飲める所もありました。例として初めにひとつ、マレーシアで泊まったB&Bタイプの宿を一つご紹介します。

 

1 Malibu Lifestyle・クチン ☆☆
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値段:15リンギット(約528円)
部屋タイプ:ドミトリー
清潔感:綺麗
セキュリティ:
Wi-Fi:全域
トイレ・シャワー:共同
住所: No. 71, Jalan Padungan, Kuching 93100, Malaysia

 

ドミトリーはこのようになっています。これだけならば他の国の安宿とあまり変わりませんが、
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朝になると一階の公共スペースに食パンやバター、ジャムが置かれます。
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枚数に制限はありません。僕は毎回、残数を確認して他の人の迷惑にならない程度に、早朝に3、4枚食べて、
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朝食時間終了ギリギリに10枚程度がっつり食べて朝食代・昼食代を浮かせていました。これができるのがマレーシア・シンガポールの安宿の最大の特徴であり魅力です。なんと!以下にご紹介する宿は全て、このB&Bでした。
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>Malibu Lifestyleの予約ページへ進む

 

シンガポールの宿はやっぱり高い

まずは物価が高い事で有名なシンガポールの宿から見てみましょう。
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2 Traveller@SG・シンガポール ☆
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値段:24シンガポールドル(約2178円)
部屋タイプ:ドミトリー
清潔感:綺麗
セキュリティ:
Wi-Fi:全域
トイレ・シャワー:共同
住所: 111H King George's Avenue, Singapore, Singapore

 

当日に空いてる宿の中で最安値を探して駆け込んだこちらの宿。さすがシンガポール、宿代は思わず青ざめる高さです。

その分、内装もスタイリッシュでした。
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セキュリティもカード式でしっかりしていました。
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こちらではキッチンの利用が自由で、朝は食パン食べ放題です。
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>Traveller@SGの予約ページへ進む

 

しかし、いくら食パン食べ放題だからと言っても、僕は一日2000円以内を予算に生きる貧乏バックパッカーです。宿代だけで予算オーバーする訳にはいきません。そこで翌日移住したのがこちらです。

 

3 Shophouse The Soial Hostel・シンガポール  ☆☆
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値段:18シンガポールドル(約1633円)
部屋タイプ:ドミトリー
清潔感:綺麗
セキュリティ:
Wi-Fi:全域
トイレ・シャワー:共同
住所:48 Arab Street, Singapore 199745, Singapore

 

こちらも内装は凝っていて、屋上にはこのようなくつろげるスペースがあります。
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1階には見た事も無いビールが売られているカフェ・バーも併設していますが、
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ビールは一本10シンガポール・ドル(約907円)前後……貧乏バックパッカーにはただの目の毒です。
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近くで売っていた安いビールで我慢しました。3シンガポールドル(約272円)でした。それでも高い……!
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>Shophouse The Social Hostelの予約ページへ進む

 

やっぱりシンガポールは貧乏バックパッカーにとっては住みにくい場所でした。僕は2泊滞在した後に、逃げるようにマレーシアへと渡りました。

 

マレーシアとシンガポールの宿の違いは値段のみ

物価が高いシンガポールの宿は内装も凝っていて、清潔感がありましたが、物価が安いマレーシアに行ったらクオリティは下がるのでしょうか?そんな事はありません。マレーシアの宿もクオリティは変わりません。食パンだってちゃんとあります。ここからはマレーシアの宿を見てみましょう。
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4 Fernloft KL @ Chinatown​・クアラルンプール ☆☆
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値段:22リンギット(約773円)
部屋タイプ:ドミトリー
清潔感:綺麗
セキュリティ:
Wi-Fi:全域
トイレ・シャワー:共同
住所: 60A Jalan Hang Kasturi, Kuala Lumpur 50050 KL, Malaysia

 

ドミトリーは白を基調にシンプルに整えられています。
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屋上には冷蔵庫・トースターなどが置かれていて、朝は時間限定で食パンだけでなく、コーヒーも飲み放題でした。壁には各国の旅行者がコメントを書いていてなかなかオシャレ。
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夜は自炊する人、酒を片手に談笑する人、パソコンをチェックする人など色々な国籍・人種の旅行者の憩いの場になっています。
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>Fernloft KL @ Chinatownの予約ページへ進む

 

僕が選ぶベスト・オブ・安宿

僕が泊まった宿はどこも清潔感があって、どこも食パン食べ放題なので、甲乙付けがたいですが、居心地の良さで選んだベスト・オブ・安宿がこちらです。

 

5 Borneo Global Backpackers・コタキナバル ☆☆☆
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値段:15リンギット(約528円)
部屋タイプ:ドミトリー
清潔感:綺麗
セキュリティ:普通
Wi-Fi:公共と寝室の一部
トイレ・シャワー:共同
住所:No.29, Ground + 1st Floor, Karamunsing Godown | Jalan Karamunsing, Kota Kinabalu 88000, Malaysia 

 

公共スペースはこのようになっていて、ここで朝食の食パンが食べられます。
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中心街からは歩いて30分程離れていますが、従業員を中心に宿泊者がどんどん仲良くなり、一緒に祭りに行ったり、お酒を飲んだりと、とても居心地が良かったので10日近く泊まってしまいました。
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>Borneo Global Backpackersの予約ページへ進む

 

僕が選ぶワーストNo.1

こちらもベスト・オブ・安宿同様、設備や清潔感に関しては特に不満を感じることはありませんでしたが、居心地の悪さという点で今回ワーストに選んだのは、コタキナバルで一泊だけしたこちらの宿です。

 

6 Bunibon Lodge・コタキナバル
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値段:34リンギット(約1196円)
部屋タイプ:ドミトリー
清潔感:普通
セキュリティ:
Wi-Fi:全域
トイレ・シャワー:共同
住所: Lot 21, Lorong Dewan, Kota Kinabalu 88000, Malaysia

 

部屋はこんな感じになっています。僕が使っていたのは手前から二番目のベッドです。隣とくっついていますね……。
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やや内装は古い印象を受けましたが、Wi-Fiやインターネットコーナー、貴重品ロッカー(有料)など旅人が求める設備は整っていました。
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ただ、宿にいた青年たちが夜中でも表で騒いでいて扉は開けっ放し、蚊には刺され放題でした。明け方に部屋に来て、思いっきりベッドにダイブして来たので、反動でこちらが飛び起きる羽目に……。極めつけは隣の宿の軒先で、白昼堂々スネ毛を処理していたオカマちゃんに「ア・イ・シ・テ・ルってどういう意味?」と流し目・吐息交じりで、日本語の意味を聞かれ、一日で宿替えを決意しました……。

 

マレーシア・シンガポール安宿まとめ

・クオリティは同等。だけど、マレーシアは安く、シンガポールはやっぱり高い
・朝食は食パン食べ放題(セルフサービス)のB&Bスタイルの宿が多い
・内装はスタイリッシュで清潔な宿が豊富
・Wi-Fiは普及している
・鍵はセンサーにカードをタッチするタイプの宿が多い

 

シンガポールの宿代が高いのは想像通りでしたが、意外だったのはマレーシアの安宿です。最安値の宿でも、上でご紹介したようなカラフルでスタイリッシュで、おまけに食パン付き!まるで天国のような場所でした。

 

今回ご紹介した宿もマレーシア・シンガポールにある安宿の一部に過ぎませんが、この記事がこれらの地域の宿事情を知るきっかけや、これからマレーシア・シンガポールを旅する人の参考になれば幸いです。

貧乏バックパッカーの皆さん、マレーシア・シンガポールでは宿の朝食で食費を浮かせましょう!
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追伸:マレーシア・シンガポールのホテルを最安値で予約しよう

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植竹 智裕
1986年、東京都多摩市生まれ。会社を辞めて早5年、世界一周・旅行記出版を夢に俳優業など手を出しつつゆるやかに資金を貯めてきた植竹、ついに日本を飛び出し世界から色々な体験記をお届します! 帰国後のお仕事のご相談もお待ちしております!旅のオフショットはインスタで。ブログTwitter

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